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【市況】株価指数先物【昼】 25日、200日線接近では押し目狙いのロング対応


 日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の3万8160円(-0.49%)前後で推移。中東情勢の緊迫化から寄り付きは3万8180円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8300円)を下回り、売りが先行して始まった。直後につけた3万8290円を高値に中盤にかけて下へのバイアスが強まり、一時3万8000円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただし、売り一巡後は下げ渋る動きとなり、終盤にかけては3万8150円~3万8200円辺りでの推移をみせている。

 米国によるイラン攻撃の初動反応としてショートが選好する形になったが、節目の3万8000円は割り込まず、25日移動平均線(3万7900円)、200日線(3万7860円)が支持線として意識されているほか、グローベックスのS&P500先物、ナスダック100先物は0.4%ほどの下げで推移しているため、ショートを仕掛けづらくさせている。節目の3万8000円近辺では押し目狙いのロング対応。一方で、リバウンド狙いのロングも限られ、ボリンジャーバンドの+1σ(3万8370円)に接近する局面があれば短期的なショートに向かわせそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.85倍に低下した。ただし、+1σ(13.78倍)と+2σ(13.89倍)での推移を継続。アドバンテスト<6857>[東証P]など半導体株の一角が売られているものの下値は堅く、NTロングを巻き戻す動きは限られている。

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