【特集】「親子上場」が13位にランクイン、3日もキユーピーによるアヲハタの完全子会社化など発表される<注目テーマ>

1 半導体
2 データセンター
3 防衛
4 人工知能
5 ペロブスカイト太陽電池
6 生成AI
7 仮想通貨
8 レアアース
9 半導体製造装置
10 ドローン
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「親子上場」が13位にランクインしている。
東京証券取引所が23年12月に「従属上場会社における少数株主保護の在り方等に関する研究会」の取りまとめを発表して以降、親子上場解消に向けた動きが加速している。先行して親子上場解消の動きを見せた日立製作所<6501>に続き、NEC<6701>や富士通<6702>も解消を図り、今年に入ってもイオン<8267>が2月28日、グループでショッピングセンターの開発・運営を手掛けるイオンモールとグループの商業施設を中心に施設管理を行うイオンディライト<9787>の2社を完全子会社化すると発表。5月にはNTT<9432>がNTTデータグループ<9613>の、三菱商事<8058>が三菱食品<7451>の完全子会社化を目指したTOBを発表しており、親子上場解消の動きが進む。
7月3日には、キユーピー<2809>がアヲハタ<2830>を、ワールド<3612>がナルミヤ・インターナショナル<9275>をそれぞれ株式交換により完全子会社化すると発表しており、親子上場解消の動きは更に強まるとみられている。それに伴い親子上場解消を狙ったTOBを期待した思惑的な動きも強まっており、引き続きテーマとしての「親子上場」には注目が集まりそうだ。
出所:MINKABU PRESS